Farbeについて

Farbeはコーヒーについての多くを田口護氏(東京・カフェバッハ主宰)に学び、自家焙煎珈琲の豆売り専門店として、2006年5月にオープンいたしました。
Farbeのコーヒーは「よいコーヒー」が基本です。
「よいコーヒー」とは
1 成熟していない豆や発酵している豆などがハンドピックにて取り除かれているもの
2 煎りムラや芯残りのない適正な焙煎がされているもの
3 新鮮で焙煎したてのもの

店頭では、試飲をしていただくことができます。お客様に豆を選んでいただき、一杯ずつペーパードリップいたします。
また、お買い上げの際、お客様のご要望に応じて豆をお挽きいたします。粒度についてはご相談ください。

Farbeはこれからも常に新鮮でよいコーヒーの提供を努めてまいります。

ハンドピック(豆の選別)
コーヒーは農産物であるため、味に影響を及ぼす悪い豆(欠点豆)や石、木屑なども多く混在しています。それらを手で取り除く作業のことを“ハンドピック”といいます。Farbeでは焙煎前に3回、焙煎後に2回行い、徹底的に欠点豆を取り除いています。

主な欠点豆
カビ臭豆1 カビ臭豆
不完全な乾燥や輸送・保管中に湿気を帯びてカビが発生したもの。カビ臭の原因になります。

発酵豆2 発酵豆
水洗式の発酵槽に長く浸けっぱなしだったり、水洗水が汚れていた場合、倉庫内に山積みにされていた場合に生じます。外見上は見つけにくく、異臭が漂います。

未成熟豆3 未成熟豆
成熟する前に摘み採られた豆。生臭く、嘔吐をもよおしそうなイヤな味を出します。見つけにくい豆でもあります。

虫食い豆4 虫食い豆
ブロッカーという蛾の幼虫が入り込んだもの。濁りの原因にもなり、異臭を出す場合もあります。

適正な焙煎
一般にコーヒーの味は産地銘柄で決まるように思われがちですが、どんなに良質の生豆をもってしても、その豆が持つ特徴が最大限に引き出される焙煎度に煎り上げなければ、決して良いコーヒーとは言えません。
Farbeのコーヒーは、それぞれの豆の特徴を最大限に引き出せるよう、大きく4段階(細かくは8段階)の焙煎度に煎り分けております。

浅煎り浅煎り
上品でフルーティーな酸味が特徴です。

中煎り中煎り
酸味と苦味のバランスがよく香ばしさも感じられます。

中深煎り中深煎り
酸味よりも苦味が勝ってきますが、甘味とコクが加わり、味に豊かさが出てきます。

深煎り深煎り
苦味と深いコクが持ち味で、飲んだ後もすっきり感があります。

また、焙煎機は高性能ロースターとして注目されている『マイスター』を使用し、浅煎りから深煎りまで、豆の芯までふっくらと煎り上げております。