ろ紙の側面を折り、次に底の部分を側面と逆の方向に折ります。
側面や底の角を指でならし、ドリッパーにフィットする形にします。
ろ紙を指でドリッパーに押しつけ密着させます。コーヒーの粉を入れ、表面を平らにします。
おいしく抽出する為の3つの基本ポイント
1 適温の湯を使う
適温(82~83度)のお湯を使用します。
温度が高すぎても低すぎてもコーヒーのうま味が充分に抽出できません。
2 空気が混じらないように注ぐ
なるべく湯を細く(直径2~3ミリ)出すようにします。湯に空気が混ざりすぎると充分な蒸らし効果が期待できません。
3 「の」の字を描くように注ぐ
中心部から外側へ「の」の字を描くように注ぎます。ただし、あまり、縁まで注がないように注意してください。
※以上のポイントは一回目の注湯から最後まで同様です。
3つの基本ポイントに留意しながら一回目の注湯をします。細くゆっくり注ぎ、全体に染み渡ったところで止めます(目安は、サーバーに数滴落ちる程度の量です)。
一回目の注湯でコーヒーの表面がお饅頭の様にふくらみます。20~30秒蒸らした後、2回目の注湯をします。ドリッパー上のお湯が落ちきる前に次の注湯をしてください。
注湯の際に、粉の縁を上げすぎない様に注意してください。
以上の動作を予定の抽出量になるまで繰り返してください。
◎加熱
サーバーのコーヒーが予定の抽出量に達したら、ドリッパーをはずします。サーバーの外側の水気を拭いて、素早く加熱してください(ただし沸騰させないこと)。沸騰する前にサーバーを火から降ろし、カップにいれかえてお召し上がりください。